マンション総合保険で、損しているかも・・・?
現在、加入しているマンション総合保険、10年も20年も見直ししていない、ってことはありませんか?
もしも、10年も20年も、マンション総合保険を見直しを行っていない場合は、何十万、何百万も高い保険料の保険に加入しているかもしれません。
昔は、どの保険会社を選んでも同じような保険料でした。しかし、現在では、マンション総合保険は、補償内容、保険料など、保険会社によって、まったく違うので、見直しは必須です。
あなたのマンション総合保険は大丈夫か?
あなたの住んでいるマンションの共用部分のマンション総合保険は大丈夫なのでしょうか?
多くの場合、マンションが建設された時に加入した、マンション総合保険をそのまま維持し、一度も見直しをしていないケースが多いと思います。
しかし、当初は最適であったマンション保険も、時間の経過とともに、最新の保険が誕生して、よりお得な条件で加入できる保険が販売されています。
その為、定期的な見直しを行う必要があります。保険会社によって、または、保険商品によっては、同じ補償なのに、保険料が半額になり、数百万円も安くなった、という例もあります。
こんな方法で、保険に加入していたら要注意!
現在、加入しているマンション総合保険で、下記のようなことを思っていると要注意です。
- 大手の保険会社なので安心…!?
- 既に保険金の支払い実績があるので安心…!?
- マンションの管理会社に任せているので安心…!?
- 昔から入っている保険商品なので安心…!?
- 一度も見直しをしていない…!?
- 保険を他と比較したことがない…!?
このような点に該当する人は、今加入しているマンション総合保険が、最適でなく、余分な保険料を支払っている可能性があるので注意が必要です。
管理組合の運営は、嫌々、やっている人が多いのも問題…!?
マンション総合保険は、マンション管理組合が選択して、総会にかけて契約するか決まります。しかし、多くの場合、マンション管理組合の役員や理事長などは、嫌々、仕方なくやっている人が多いです。
その為、何かトラブルが起こって、問題になるのが嫌なので、何事もなく自分の任期が終わることを願って、今までのやり方を変えようとはしないケースが多いです。
だから、昔に入った不利な条件の保険を見直すことなく、継続して入り続けていることが多いです。
しかし、近年、マンション総合保険の保険料が、あいついで値上げをし、かなり高額になっているので、何百万円も保険料が変わることがあるので、保険の見直しは必須になっています。
マンション総合保険を見直す場合のポイントとは!?
マンション総合保険を見直す場合は、素人では保険の比較検討が難しいので、専門の代理店に相談すると思います。その場合は、どのような代理店に相談する必要があるのでしょうか?具体的に紹介します。
具体的に、保険相談のポイントになるのは、
- 複数の保険会社の商品を比較検討できる
- あなたのマンションに必要な補償内容の説明ができる
- 建物評価額の計算がキチンとできる
- 報告や連絡など、責任もって対応ができる
- 仲介手数料の高い保険を優先して勧めない
- マンション管理組合の為に最適な保険を選んでくれる
上記の様に、マンション総合保険を選ぶ場合は、保健会社の方を向いて保険選びをするのではなく、中立な立場で、保険商品の選択をマンション管理組合に寄り添って相談にのってもらえる代理店を選ぶのが大切です。
管理会社も保険会社の代理店って知ってましたか?
分譲マンションの場合は、マンションの分譲が終了した段階で、速やかに運営をマンション管理組合に移譲されます。しかし、移譲された時には、すでにマンション総合保険に加入されています。
この時に加入するマンション総合保険は、
- 管理会社が自ら契約している
- 管理会社のグループ会社の代理店が契約している
場合によっては、必要ない補償が付いていた・・・というケースもあります。
マンションの管理会社が保険契約で儲けている…!?
保険契約の仲介をした管理会社は、保険が更新されるごとに手数料をもらっている場合があります。そうなると、何もしなくてもマンション総合保険が更新されるたびにお金が入ってきます。
このように管理会社にしたら、マンション管理の委託業務以外でも、簡単に儲かる保険契約は、手放したくないのは理解できます。
だから、管理会社から、マンション管理組合に対して、保険の見直しをしようと提案したという話しは聞いたことがありません。
管理会社の損害保険の選び方とは?
多くの場合、マンションの管理会社では、複数の損害保険会社の保険商品を扱っているケースがあります。
取り扱っている損害保険を、まったく販売しないと手数料率が下がるなど問題があります。その為、手数料率が下がらないように、管理しているマンションによって、色々な保険会社を均等に割り振って契約しています。
これは、1996年以前は、保険料の料率が一緒だったので、どこの損害保険を選んでも同じだったからです。これを現在でも続けているケースが多いです。
1996年以降は、保険の見直しが必要に…!?
1996年に保険料の自由化が解禁になりました。その為、損害保険会社ごとに、保険料についても違いを出せるようになりました。
だから、マンション総合保険も保険の見直しが必須になりました。特に、10年、20年と、築年数がたっているマンションほど、保険料が大きく変わるので見直しは必須です。
保険の見直し・比較が大切
保険料の自由化によって、あなたが住んでいるマンションが加入しているマンション総合保険の保険料が高い可能性がでてきました。
「本当に、一番、お得な保険に加入しているのか?」知りたい場合は、複数の保険会社から見積もりをとって比較しないと分かりません。
だから、保険の見直しと比較は必須であり、大切なことです。
保険は安いだけではダメ!?
同じ補償の保険に加入する場合、保険料が少しでも安い方を選びたいというのは、誰もが思うことです。しかし、保険会社によって、取り扱っている保険商品の補償内容にも違います。
必要ない補償がついていれば、ムダに保険料が高くなります。逆に、いくら保険料が安くても、必要な補償がついていないと、もしもの時に困りますし、支払う保険料ももったいないです。
その為、必要な補償を見極めて、最適な補償内容を選ぶ能力が大切になります。その為、経験豊富な保険代理店に相談するのが大切です。
マンション総合保険の保険料が高い理由は?
マンション総合保険は、割高なモノに加入している可能性が高いって、知っていましたか?
その理由は、「保険料を安くする努力をしていない」というのが実態です。
マンションを作っているディべロッパーや販売会社は、マンションを作って売る専門家です。マンションの販売に一生懸命になり、損害保険が分かる専門家が入っていないケースが多いようです。
マンション管理組合も、損害保険のプロがいない限り、補償内容は適切か?保険料が高いのか?安いのか?の判断ができないので、知らずに、割高な保険に加入してしまう傾向があります。
保険の見直しは、今すぐでも可能・・・!?
保険料を一括で支払っていると、保険の見直しは、更新時のみに行うものと思っていませんか?
マンション総合保険は、「契約した直後」「契約途中」などでも、見直しをした方が得な場合があります。
マンション総合保険は、途中解約しても損はしない!
マンション総合保険は、途中で解約しても、残りの契約期間の保険料は返還されるので、数パーセントのロスしかありません。
その為、保険の見直しや比較検討をして、10%以上の保険料削減が可能だと分かれば、即効で契約を見直しても問題ありません。
特に、マンション総合保険は、保険料が250万円や500万円など、かなり高額になるので、数パーセントの削減でも充分にお得なケースが多いです。
保険料を安くするメリット
例えば、マンション総合保険で、数百万円の節約ができた場合など、管理組合のムダな出費を抑えることができれば、
- 修繕積立金
- 管理費
- 大規模修繕時の追加費用
つまり、マンション総合保険の見直しを行うということは、「修繕積立金」や「管理費」「大規模修繕時の追加費用」の削減ができるということは、あなたのお財布に直結した話しなのです。
次は>>> マンション総合保険の保険料を安くする方法【まとめ】